- コラム
先進的窓リノベ2025事業ってなに?

皆さん、こんにちは。
ハピアスリフォームのスタッフブログにご訪問頂きありがとうございます(^^)
4月に入り、暖かくなってきましたね♪
皆さまは、先進的窓リノベ2025事業はご存知ですか。
住まいの快適さをさらに向上させるために、今、窓のリノベーションが注目されています。
室内の温度調整や省エネ効果に大きな影響を与えることが重要なポイントです。
この記事では、窓リノベーションのメリットや、補助金に関してご紹介していきます。
窓リノベーションのメリット
窓リノベーションには、従来の窓交換に比べてさまざまなメリットがあります。
特に、最新の技術や素材を活用した窓リノベーションは、住まいの快適性や省エネ性能を大幅に向上させることができます。
家の中がぽかぽかに
寒さの原因のほとんどは窓です。窓の断熱性を高めることで、冷たい外気の影響を受けにくくなります。
結露も減ってすっきり
冬でも窓が冷えにくくなり、結露の発生が抑えられます。
夏でも過ごしやすい
日射熱をカットすることで、冷房効果も高まります。
先進的窓リノベ2025事業
「先進的窓リノベ2025事業」は、既存住宅の窓やドアを高断熱性能を持つものに改修する際の費用を補助する制度です。
この事業は、エネルギー費用の軽減や住まいの快適性向上、さらには2030年度の家庭部門からのCO₂排出量66%削減を目指しています。
主なポイント
取得要件
- 所有者がリフォーム事業者に発注するリフォーム(新築は対象外)
補助対象工事
- 内窓の設置
- 外窓の交換(カバー工法・はつり工法)
- ガラス交換
- 断熱性能の高い玄関ドアへの交換(窓の改修と同一契約の場合)
補助金額
- 1戸あたりの、5万円から上限は最大200万円
※具体的な補助額は工事内容や窓のサイズ、リフォーム後の断熱グレード、住宅のタイプによって異なります。
対象期間
- 令和6年11月22日以降に対象工事に着手し、令和7年12月31日までに完了したもの
申請手続き
- リフォーム事業者が申請し、住宅所有者に全額還元されます。
※詳細な情報や最新のガイドラインについては、経済産業省の公式発表をご確認ください。
補助金対象者
「先進的窓リノベ2025事業」の補助金対象者は、以下の条件を満たす方々となっております。
1. 住宅所有者またはその代理人
「個人の場合」
- 自己所有の住宅に居住している方
- 自己所有の住宅を賃貸している方
- 賃貸住宅に居住している方
「法人の場合」
- 自己所有の住宅を賃貸している法人
- 賃貸住宅に居住している法人
「集合住宅の場合」
-
- 管理組合や管理組合法人
2. リフォーム事業者との契約
- 補助金申請は、登録されたリフォーム事業者が代行します。
- 住宅所有者は、リフォーム事業者と工事請負契約を締結し、対象工事を実施する必要があります。
3. 対象工事の実施
- 既存住宅の窓やドアの断熱改修工事が対象です。
- 工事の合計費用が5万円以上であることが条件です。
4. 工事の実施期間
- 令和6年11月22日以降に対象工事に着手し、令和7年12月31日までに工事が完了すること。
これらの条件を満たす方が、「先進的窓リノベ2025事業」の補助金を受けることができます。
補助金受け取りまでの流れ
では、実際に、補助金を受け取るまでにどのような流れになるのか、大まかな流れをみていきましょう。
1.リフォーム業者の選定
まずは、登録されたリフォーム業者の中からどの業者でリフォームを行うかを決め、現地調査を依頼しましょう。
「どの窓・どの玄関ドアをリフォームするのか」「どの方法で行うか」「どの程度の性能の商品にするのか」などをリフォーム事業者と打ち合わせ、
工事内容、金額にしっかりと納得できてから「工事請負契約」を結びましょう。
2.工事着手
締結した工事請負契約の内容通りに工事に着手します。
3.交付申請予約(任意)
交付申請予約は任意であるため、必ずしもしなくてはいけない訳ではありません。
これまでの申請額の進捗状況をみても、当初の期限を待たずに当事業が終了する可能性は低いとみて良いでしょう。
しかし、それはあくまでも推測なので、確実とは言い難いです。
先進的窓リノベ事業は、正式に交付申請できるのが、対象工事が完了し引き渡し後になります。
そのため、契約時点では締め切りまで予算上限に余裕があったとしても、実際に交付申請するときに状況が変わる可能性が0ではありません。
そこで、事前に交付申請する金額を確保しておくことのできる制度が「交付申請予約」です。
ただし、予約しておけば必ず申請した補助金が受け取れるという事ではありません。
また、申請書類を提出してから、対象工事が全て完了し引渡しされるまでに3カ月を超えると予約は無効となりますので注意が必要です。
4.交付申請
先に述べたように、補助金を受け取るためには、対象工事が完了し、なおかつ発注者へ引渡しが完了していることが条件です。
工事発注者の方で用意しなければいけない書類もありますので、速やかに申請できるよう、リフォーム業者から準備書類を伝えられたら、出来る限り早めに準備するようにしましょう。
5.事務局による審査
交付申請に記載された実績報告に基づいて、事務局が最終的な補助金の支給額を決めます。
その後、窓リノベ事業者と工事発注者それぞれに補助金額と振込予定日が通知され、正式に補助金が受け取れることが確定します。
6.補助金の受け取り
申請書類が事務局に受理されてから2~3カ月程で補助金がリフォーム業者の指定口座に振り込まれます。
その後、契約時に決めた方法で工事発注者へ還元されて終了です。
おわりに
各種補助金と併用でき、尚且つ予算が決められておらず、要件さえクリアすればどなたでも申請できる「減税制度」も忘れずに申請しましょう。
規定された省エネ改修工事を行い発注者自身で確定申告をすると、リフォーム後に所得税額・固定資産税が一定額免除されます。
窓の断熱改修工事も対象工事となっておりますので、ぜひ「国土交通省・省エネリフォーム税制」をチェックされてみてくださいね(^^)
窓リノベーションは、住宅の快適さや省エネ効果を高める重要な要素です。
古くなった窓をリノベーションすることで、室内の温度調節がしやすくなり、外の音や湿気を防ぐことが出来ま
す。
夏の暑さや冬の寒さにしっかり対応できるよう、4月のこのタイミングで窓のリノベーションを検討してみませんか。
ハピアスのショールームでは、実際に現物をご覧いただけますので、是非一度お手に触れて使い勝手などをお確かめください。
皆さまのご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております☺
お気軽にお立ち寄りくださいませ♪
※参照:YKK AP HP