- コラム
洗面化粧台のあれこれ
洗面室は毎日の洗顔や歯磨き、身だしなみやお化粧だけでなく、脱衣の場としても利用されることの多い空間。
デザインやサイズ、価格など、豊富なバリエーションが揃っています。洗面化粧台の種類と特徴、選ぶ前に知っておきたい点などをまとめました。
洗面台は、洗顔や歯磨きを行うことができる水栓金具と洗面ボウル、鏡を組み合わせたもの。これに、身だしなみや化粧などがしやすいような機能、一般的には収納や照明、コンセントなどをプラスしたものが洗面化粧台と呼ばれています。洗面ボウル(洗面カウンター)を組み合わせた収納キャビネットなど、各メーカーそれぞれ工夫を施したタイプが揃っています。
商品的には、洗面器一体タイプ(ユニットタイプ)とカウンタータイプ(システムタイプ)などに分けることができますが、それぞれの良さを取り入れたタイプも多くみられ、デザイン性や使い勝手も高まっています。
洗面化粧台 種類
システムタイプ・ユニットタイプ・造作タイプと洗面化粧台は主に3つの種類に分けられます。
■システムタイプ
カウンター、ボウル、水栓、金具、収納、キャビネット、鏡、扉などを組み合わせることができ自分のお好みで各パーツも選べます
■ユニットタイプ
洗面ボウルや照明、鏡や収納がセットになっている比較的リーズナブルで購入できます
■カウンタータイプ
■セカンド洗面向け
洗面室ではなく、ベットルームや子供室、廊下や玄関付近などに設置する、もうひとつの洗面台のこと。身だしなみや化粧のしやすさに配慮されたもの、帰宅時の子供の手洗い用のコンパクトなタイプ、家具のようなデザインの商品などもあります。
■車椅子でも使いやすい洗面台
高齢の方や身体が不自由な方などが使いやすい工夫が施された商品も。たとえば、車椅子で使いやすいような形状のカウンターやボウルなどを取り入れたもの、使う人に合わせてボウルの高さを変えることができる昇降機能付きのタイプなども商品化されているようです。
■リフォーム向けの洗面台
リフォームの際にプランニングしやすいように、限られたスペースを有効利用できるタイプもみられます。奥行きの狭いタイプや間口のサイズに合わせてミリ単位で調整できるものもあります。
まとめ
使いやすい洗面化粧台を選ぶには、まず、洗面台にどのような機能を求めるかを明確にすること。洗面化粧台を設置する空間はもちろん、家族構成、ライフスタイルによって、必要な機能は異なってくるもの。具体的な使い方を思い描きながら選ぶことがポイントです。
たとえば、浴室に隣接する洗面脱衣室に設置する場合は、洗顔や歯磨き、脱衣と、それぞれがスムーズに行うことができたら理想ですよね。家族全員が使いやすい収納、水栓金具を選ぶことも大切ですし、小さなお子さんや高齢の方がいらっしゃる場合は、安全性にも配慮が必要ですね。女性であれば身だしなみやお化粧のためには、鏡の大きさや照明、コンセントの数や化粧用品の収納のチェックも必要です。脱衣室としては、タオルの収納や、洗濯室としても使用するなら、洗剤やハンガーなどの収納スペースもあると便利ですよね。
ハピアスリフォームではお客様に合わせたライフスタイルや導線等も考えながら最適なプランと商品をご提案させていただきます。